📊 試験情報・合格率

登録販売者の合格率を都道府県別に解説
【2025年度最新データ】

登録販売者試験 都道府県別の合格率解説

「登録販売者の試験って、住んでいる都道府県によって合格率が違うの?」

そう思った方、正解です。登録販売者試験は都道府県ごとに試験問題が異なります。そのため、同じ年度の試験でも地域によって合格率に大きな差が生まれます。

この記事では、2025年度(令和7年度)の最新データをもとに、ブロック別・都道府県別の合格率をわかりやすく解説します。

📋

この記事でわかること

  • 2025年度最新の全国平均合格率
  • ブロック別・都道府県別の合格率データ
  • 地域によって合格率が異なる理由
  • 受験地選びのポイントと注意点
  • 合格ライン(足切り)の条件

全国平均合格率の推移

ここ数年の全国平均合格率の推移です。2025年度は例年より厳しい結果となりました。

年度全国平均合格率
2021年度(令和3年)44.9%
2022年度(令和4年)46.6%
2023年度(令和5年)43.7%
2024年度(令和6年)46.7%
2025年度(令和7年)40.7%

参考:厚生労働省発表データ

2025年度は前年より約6ポイント下がり、40.7%となりました。「10人受けたら6人が不合格」という厳しい数字です。しっかりした準備が欠かせません。

2025年度 ブロック別合格率

試験はいくつかの「ブロック」にまとまって実施されます。同じブロック内は共通の問題を使用します。

ブロック 2025年度 2024年度
北海道・東北47.6%54.9%
北関東・甲信越49.1%45.9%
首都圏38.7%46.5%
北陸・東海50.7%55.8%
関西広域連合38.6%46.7%
中国40.5%53.4%
四国35.9%50.8%
九州・沖縄27.2%30.3%

2025年度は九州・沖縄が27.2%と全ブロック最低。エリアによって難易度に明暗が分かれた年でした。

2025年度 都道府県別合格率(ピックアップ)

同じブロック内でも、都道府県によって合格率は異なります。準備体制の差が影響すると言われています。

都道府県受験者数合格率
北海道1,598人54.8%
宮城県1,332人50.2%
群馬県2,211人54.0%
埼玉県2,723人38.6%
沖縄県不明23.2%
💊 薬剤師のひとこと

同じ問題を使っているのに、北海道54.8%・秋田県36.7%と18ポイントも差が出ることがあります。これは受験者の準備期間の違いや、職場(ドラッグストア等)の教育体制の差が影響していると考えられます。

合格するための基準(合格ライン)

単に合計点が高ければいいわけではありません。以下の**2条件を同時にクリア**する必要があります。

📋 合格の条件

  • 120問全体で70%以上(84点以上)の正解
  • 各科目ごとに35〜40%以上の正解(足切りなし)

5科目の内訳と問題数:

1
第1章:基本知識(20問)

比較的とりやすい。満点を狙いたい。

3
第3章:主な医薬品(40問)

全体の3分の1。合否を分ける最重要章。

足切りに注意

1科目でも基準を下回れば不合格となります。

受験地選びの考え方

「合格率が高い県で受ければ有利」とは限りません。最新の傾向を踏まえて解説します。

✅ 覚えておきたいこと
  • 住んでいる県以外でも受験可能
  • ブロックが違えば別日程で複数回受験できる
  • 合格証は全国どこでも有効
⚠️ 注意点(落とし穴)
  • 受験料(約1.3万〜1.8万円)+交通費がかかる
  • 難易度は年度によって大きく入れ替わる
  • 安易な遠征は準備不足を招くリスクも
💊 薬剤師のひとこと

「去年易しかった地域は今年難しい」という逆転現象は頻繁に起きます。受験地にこだわるよりも、どのエリアでも確実に合格ラインを突破できる実力をつける方がずっと近道です。

2025年度からの重要な変更点

令和7年(2025年)4月に、試験問題のもとになる「手引き」が改訂されました。

🚨 学習時の注意点

  • 最新テキストの使用:古いものは改訂前の情報の可能性があります。
  • 乱用医薬品の追加:対象成分が6種から8種に増えるなどの改正に注意。

※必ず「令和7年対応」の教材を選んでください。

まとめ

項目2025年度データ
全国平均合格率40.7%
最高ブロック北陸・東海 (50.7%)
最低ブロック九州・沖縄 (27.2%)
合格ライン全体70%+各科目足切りなし

合格率の数字はあくまで目安。都道府県の違いに関わらず、苦手科目を作らずにバランスよく学習することが合格への唯一の道です。

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📝 この記事を書いた人

薬剤師・薬局長(薬剤師歴18年)。調剤薬局で漢方の服薬指導を日常的に行っています。登録販売者試験の難所を、現場の視点からわかりやすく解説します。