この記事でわかること
- 登録販売者試験当日の時間の流れ
- 持ち物チェックリスト(必須・あると便利)
- 前日にやっておくこと
- 試験中の注意点
- 試験後の自己採点方法
試験当日の基本情報
登録販売者試験は、**午前の部(60問・120分)と午後の部(60問・120分)**に分かれて実施されます。午前と午後の間に約90分の休憩が設けられており、この時間は会場外への外出も可能です。
試験時間は都道府県によって異なりますが、例年の東京都の場合は午前10時〜午後3時30分(休憩含む)の日程で実施されています。自分の受験地域の時間割を事前に必ず確認してください。
重要:章の出題順は都道府県によって異なります
「午前が第1・2・3章、午後が第4・5章」という地域もあれば、順番が異なる地域もあります。受験票や都道府県の公式サイトで自分の受験地域の出題順を必ず確認してください。
当日の持ち物チェックリスト
【必須】忘れると受験できない
- 受験票 ← 最重要。必ず前日に場所を確認する
- 身分証明書(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等)
- 筆記用具(HBの鉛筆またはシャープペンシル・消しゴム)
鉛筆について: マークシート方式のため「HBの鉛筆を必ず用意」と明記している都道府県が多いです。シャープペンシル可の地域もありますが、必ず自分の受験地域の要項を確認してください。ボールペンは使用不可です。念のため鉛筆とシャープペンシル両方持参するのが安全です。
【推奨】あると安心な持ち物
- 腕時計(スマートウォッチは不可の場合あり。アナログ時計が無難)
- 上着・カーディガン(会場の冷房対策。夏でも必須)
- 軽食・飲み物(休憩時間用。午後の集中力に直結)
- 参考書・まとめノート(休憩時間の最終確認用)
- 常備薬(頭痛薬・胃薬など。緊張でお腹を崩す人も多い)
薬剤師の視点から 試験会場の冷房は強いことが多く、夏場でも薄手の上着は必須です。また緊張や空腹から集中力が落ちやすい午後の試験前に、チョコレートや糖分補給できる軽食を少し食べておくことをおすすめします。薬剤師として試験監督側の経験もありますが、試験中に体調不良で退室する受験生の多くは、食事不足や冷えが原因のことが多いです。
【不要・持ち込み禁止】
- スマートフォン・携帯電話(電源OFF・カバンの中)
- スマートウォッチ(会場によっては持ち込み禁止)
- 電子辞書・計算機
- テキスト・参考書(試験中は使用不可・休憩時間はOK)
当日のタイムスケジュール(例)
東京都の例(令和7年度実績)を参考にした目安です。実際の時間は受験地域により異なります。
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 試験開始2時間前 | 起床・朝食 |
| 試験開始1時間前 | 会場到着目標(余裕をもって) |
| 着席時間 | 指定された着席時刻までに着席 |
| 午前の部(120分) | 60問を解く |
| 休憩(約90分) | 軽食・最終確認・トイレ |
| 午後の部(120分) | 60問を解く |
| 試験終了後 | 自己採点・帰宅 |
到着時間について: 会場には試験開始の30〜40分前を目安に到着するのがおすすめです。早すぎても準備が整っていない場合がありますが、ギリギリ到着は焦りの原因になります。
前日にやっておくこと
① 受験票と持ち物を確認する
受験票の場所を確認して、カバンの中に入れておきます。筆記用具・身分証明書・腕時計・上着も一緒にセットしておきましょう。
② 会場までのルートを確認する
初めて行く会場の場合、最寄り駅からの徒歩ルートをGoogleマップなどで確認しておきます。当日は受験生が集中するため、電車が混雑する可能性もあります。公共交通機関での移動がおすすめです。
③ 自分の受験地域の出題順を確認する
受験票または都道府県の公式サイトで「午前が何章か、午後が何章か」を確認して、どの章を先に復習するか決めておきましょう。
④ 勉強は軽め・早めに切り上げる
前日に新しい知識を詰め込もうとするのはNGです。今まで覚えてきたことを軽く確認する程度にして、夜は早めに就寝してください。睡眠不足は当日の集中力に直結します。
⑤ 食事は普段通りに
「前日は特別なものを食べよう」は避けてください。普段食べていない食事は、緊張と重なってお腹の調子を崩すリスクがあります。消化の良い普段通りの食事が一番です。
試験中の注意点
時間配分を意識する
120分で60問なので、1問あたり2分が目安です。考えすぎて時間を使いすぎると後半で焦ります。わからない問題は一旦飛ばして後から戻る方法が効果的です。
マークシートのズレに注意
問題を飛ばした場合、マークシートの番号がズレるリスクがあります。答えを書く前に問題番号とマーク番号が一致しているか確認する習慣をつけてください。
見直しの時間を確保する
時間が余ったら必ず見直しをします。最初の回答を変えることへの迷いがある人も多いですが、見直しで気づいた明らかな間違いは修正した方がよいです。
トイレは余裕をもって
休憩時間はトイレが混雑します。午前の試験が終わったら、すぐにトイレに向かうのがおすすめです。午後の試験直前のトイレは特に混むため注意してください。
休憩時間の使い方
約90分の休憩時間の使い方が、午後の得点に影響します。
おすすめの使い方:
- まず軽食と水分補給(15〜20分)
- 午前の問題を振り返って不安な箇所を確認(20〜30分)
- 午後の出題範囲を最終確認(30〜40分)
- トイレ・着席(10〜15分)
やってはいけないこと:
- 昼休みに友達と反省会をしながら「あの問題どう答えた?」と話すのは集中力が乱れるためNG。自分の復習に集中しましょう。
- 食べすぎると午後に眠くなります。軽めにするのがポイントです。
試験終了後:自己採点について
試験終了後は多くの地域で試験問題用紙を持ち帰ることができます。持ち帰った問題と自分の解答をメモしておくと、自己採点ができます。
各都道府県は試験当日または翌日に正答を公式サイトに公開します。自己採点で合格ラインに達していた場合は、合格発表(1〜2ヶ月後)を待ちながら販売従事登録の準備を進めておきましょう。
合格ライン(再確認):
- 総合点:120問中84点以上(正答率70%以上)
- 各章:正答率35〜40%以上(都道府県によって異なる)
試験当日チェックリスト(まとめ)
前日
- 受験票の場所を確認した
- 筆記用具(鉛筆・消しゴム)を準備した
- 腕時計を準備した
- 上着・カーディガンを準備した
- 軽食・飲み物を準備した
- 会場までのルートを確認した
- 自分の受験地域の出題順を確認した
- 早めに就寝した
当日
- 受験票を持った
- 身分証明書を持った
- 会場に余裕をもって到着した
- 着席時間までに着席した
- スマートフォンの電源をOFFにした
薬剤師の視点から 試験当日にやることは「いつも通りにやるだけ」です。直前に詰め込んだ知識はほとんど役に立ちません。それより前日の睡眠・当日の食事・会場への余裕ある到着の方がはるかに大切です。当日のコンディションが整えば、今まで積み上げてきた勉強の力が発揮されます。
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著者について
現役薬剤師・調剤薬局長(薬剤師歴18年)が監修。登録販売者と共に現場で働いてきた経験をもとに、実践的な試験情報を提供しています。